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更新日:2026/10/21

新卒採用では、エントリー数を集めるだけでなく、選考につながる学生との接点をどのようにつくるかも重要になっています。
多くの学生と出会えても、自社への理解や志望度が十分に高まらなければ、その後の選考につながりにくいこともあります。そのため、学生一人ひとりと話す時間を確保し、相互理解を深めることが大切です。こうした場合に活用できるのが、少人数制の採用イベントです。
本記事では、少人数制の採用イベントに出展するメリットや注意点、大型の合同説明会との違い、向いている企業の特徴などを解説します。

社長・経営者と学生がマッチングする理念共感型新卒採用イベント「WinC Audition(ウインクオーディション)」のサービス資料です。
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目次
少人数制の採用イベントとは、参加する企業数や学生数を数名〜数十名程度に絞り、一人ひとりとじっくり対話する時間を確保した新卒採用イベントです。一般的な大型説明会のような一方的な情報発信とは異なり、双方向で質の高いコミュニケーションが取れる点が大きな特徴です。
少人数制の採用イベントには、「何社・何名以下」といった明確な定義があるわけではありません。
イベントによって規模は異なりますが、参加企業が数社から十数社、学生が数十名程度など、企業と学生が話す時間をしっかり設けられているケースが多く見られます。
形式もさまざまで、学生が企業のブースを回るものもあれば、テーブルを囲んで話す座談会形式や、経営者が登壇して学生と直接対話するイベントなどもあります。
そのため、出展を検討するときは参加人数だけを見るのではなく、「学生とどのように話せるイベントなのか」まで確認しておくとよいでしょう。
大型の合同説明会は、会場に多くの企業ブースが並び、学生が気になる企業を自由に回る形式が一般的です。
短時間で多くの学生に自社を知ってもらえるため、認知拡大や母集団形成を目的とする場合に向いています。
それに対し少人数制のイベントでは、一度に会える学生数は限られますが、その分一人ひとりと話す時間を取りやすくなります。
どちらが優れているというよりも、採用の目的によって向いているイベントが異なるため、それぞれの特徴を理解したうえでどちらのイベントが自社に合うかを見極めましょう。
少人数制の採用イベントが注目される背景には、学生との接点の「数」だけでなく、「質」を重視する企業が増えていることがあります。
たとえば、エントリーは集まっているものの志望度の高い学生が選考に残らない、内定を出しても辞退されてしまうといった悩みを抱えている企業も少なくありません。
こうしたケースでは、選考に入る前の段階で、企業と学生がお互いを十分に理解できていないことも要因のひとつとして考えられます。
学生の志望度を高めるためには、選考に入る前から企業の考え方や働く人の雰囲気を知ってもらうことも大切です。
なお、採用イベントの種類や選び方については、下記の関連記事でも解説しています。
今回は、そのなかでも少人数制のイベントに絞って見ていきましょう。
少人数制の採用イベントの大きなメリットは、学生一人ひとりと深くコミュニケーションを取りながら、相互理解を深められることです。
じっくり話すことで、学生の人柄や価値観を知ることができるだけでなく、自社の考え方や社風についても伝えやすくなります。
その結果相互理解が進み、自社に合う学生を見極めやすくなることも期待できます。
主なメリットは、次の6つです。
少人数制の採用イベントでは、学生一人ひとりと話す時間を確保しやすい点がメリットです。
限られた時間のなかでも、表面的なやり取りだけで終わらず、気になったことを掘り下げながら会話を進めやすくなります。たとえば、学生がこれまで力を入れてきたことや、仕事選びで大切にしていることについて話を聞くことで、人柄や考え方をより具体的に知ることができます。
また、企業側からも、事業内容や仕事内容を説明するだけでなく、社風や働く人の雰囲気、仕事に対する考え方などを伝えやすくなります。
このように、一方的に情報を伝えるのではなく、お互いに質問しながら会話を重ねられることで、学生と企業の双方が相手への理解を深めやすくなる点が、少人数制の採用イベントの特徴です。
学生の人柄や価値観は、短い会話だけでは見えにくい部分もあります。
数分程度の接点では、プロフィールや志望業界などを確認するだけで終わってしまうこともあります。
一方で、じっくり話す時間があれば、「なぜその選択をしたのか」「仕事をするうえで何を大切にしたいのか」といった部分まで聞きやすくなります。
書類や短い面接だけでは判断しにくい、自社の考え方や社風との相性を選考前に確認できるのもメリットです。
また、学歴や経歴だけにとらわれず、実際に話した印象や価値観をもとに学生を見るきっかけにもなるでしょう。
社風や企業理念は、社員や経営者が自分の言葉で話すことで、より伝わりやすくなります。
少人数制のイベントであれば、採用担当者や社員、経営者自身が、自分の言葉で仕事への想いや会社の考え方を伝えやすくなります。
たとえば、会社が大切にしている価値観だけでなく、「なぜその考え方を大事にしているのか」「実際の仕事でどのように表れているのか」といった背景まで話すことができます。
特に、BtoB企業や学生への認知がまだ十分に広がっていない企業にとっては、学生と直接話すことで、自社の魅力や考え方を知ってもらうきっかけになります。
最初は企業名を知らなかった学生でも、「この会社の考え方に共感できる」「この人たちと働いてみたい」と感じてもらえれば、その後の志望度につながる可能性があります。
採用では、企業が学生を知るだけでなく、学生にも企業のことを正しく理解してもらうことが大切です。
少人数制のイベントでは、学生からの質問にも時間をかけて答えやすいため、一方的な会社説明ではなく、双方向のコミュニケーションを取りやすくなります。
良い面だけでなく、仕事の大変さやリアルな働き方まで伝えることができれば、入社後の「思っていたのと違った」というミスマッチも防ぎやすくなります。
学生と話す時間が長くなれば、その分、マッチングを考えるための情報も増えます。
仕事に対する考え方や希望する働き方、将来どのようになりたいのかなどを聞くことで、自社の求める人物像とどの程度合っているかを確認しやすくなります。
イベント後には、「自社の価値観と合いそうか」「どのような部分に興味を持っていたか」「選考前に確認したいことはあるか」などをメモしておくのもおすすめです。
単に多くのエントリーを集めるのではなく、「選考につなげたい学生と出会う」という目的で活用しやすい点も、少人数制の特徴といえるでしょう。
イベントでじっくり話した学生とは、その後のコミュニケーションも取りやすくなります。
たとえばイベント後に連絡するときも、「イベントで話していた〇〇について、もう少し詳しく聞かせてください」など、具体的な話題からコミュニケーションを続けられます。
選考前から一定の関係を築けていれば、面接でも学生を見極めるだけでなく、自社の魅力を伝える時間を取りやすくなります。
少人数制の採用イベントにはさまざまなメリットがありますが、採用の目的や状況によっては、ほかの手法のほうが適している場合もあります。
一度に会える学生数が限られるため、大規模な母集団形成を目的としている場合は、ほかの採用手法と組み合わせる必要があります。
また、参加するだけで成果が出るわけではなく、事前に「誰と、どのような話をしたいのか」を整理しておくことも大切です。
メリットだけでなく、注意しておきたいポイントも見ていきましょう。
少人数制のイベントでは、一度に接点を持てる学生の数は多くありません。
そのため、採用予定人数や採用スケジュールによっては、複数回参加しながら学生との接点をつくっていくケースもあります。参加回数が増える場合は、担当者の工数や費用も含めて、自社の採用計画に合うかを確認しておくことが大切です。
また、より多くの学生との接点を持ちたい場合は、大型の合同説明会など、ほかの採用手法と組み合わせて活用する方法もあります。
「まずは多くの学生に自社を知ってもらいたい」「できるだけ多くのエントリーを集めたい」という場合は、大型の合同説明会のほうが向いています。
少人数制のイベントは、一人ひとりとの対話を重視する形式のため、接点の質よりも量を優先したい場合には、相性がよくないこともあります。
そのため、どのような採用課題を解決したいのかを整理したうえで選ぶことが大切です。
同じ少人数制のイベントでも、参加する学生の集め方や属性はイベントによって異なります。
就職活動への意欲が高い学生が集まるイベントもあれば、まずは情報収集を目的として参加する学生が多いイベントもあります。
そのため、採用イベントを比較する段階でどのような学生が参加しているのか、どのような方法で学生を集めているのかを確認しておきましょう。
学生と話す時間があっても伝える内容や質問する内容が整理されていなければ、十分に活かせないことがあります。
誰が参加するのか、学生に何を伝えたいのか、どのような学生と出会いたいのかなどは、あらかじめ社内で整理しておきましょう。
また、イベントで良い学生と出会えても、その後の連絡が遅れてしまえば、関係が途切れてしまう可能性があります。
イベント後にどのように選考へ案内するのか、どのようなアプローチをするかまで考えておくことが大切です。
少人数制の採用イベントは、採用人数の多さよりも、学生とのマッチングや相互理解を重視したい企業に向いています。
特に、社風や価値観を採用で大切にしている企業や、学生への認知が十分に広がっていない企業は、少人数制のメリットを活かしやすいでしょう。
当てはまる項目が多い場合は、少人数制のイベントも選択肢として検討してみるとよいでしょう。
たとえば、次のような企業が考えられます。
一方で、採用人数が多く、まずは幅広い学生に自社を知ってもらいたい場合は、大型イベントを中心に活用するほうが合っているケースもあります。
大型の合同説明会と少人数制のイベントを選ぶときは、「今回のイベントで何を実現したいのか」を考えてみましょう。
認知度を高めたい、大量の母集団を形成したいという場合は大型の合同説明会が向いています。
一方で、学生との相互理解を深めたい、自社に合う学生を見つけたい、選考につなげたいという場合は、少人数制のイベントを活用しやすいでしょう。
どちらか一方だけに絞るのではなく、採用活動のタイミングや目的に合わせて併用する方法もあります。
| 比較軸 | 大型合同説明会 | 少人数制採用イベント |
| 一度に接点を持てる学生数 | 多い | 限られる |
| 学生1人あたりの接触時間 | 短い傾向 | 長く取りやすい |
| 企業理解の深まりやすさ | 概要の理解が中心 | 社風・理念まで伝えやすい |
| 学生理解の深まりやすさ | 限定的 | 人柄・価値観まで把握しやすい |
| マッチングのしやすさ | 接点後に選別が必要 | 対話しながら確認しやすい |
| 母集団形成との相性 | 高い | 低〜中(目的による) |
| 向いている企業 | 採用人数が多い、認知を広げたい | 採用人数よりマッチングを重視したい |
※一般的な傾向を整理したものです。実際の特徴はイベントの内容によって異なります。
同じ「少人数制」でも、学生とのコミュニケーションの取り方やイベント後のフォローなど、内容はイベントによって異なります。
出展を検討する際は、次のようなポイントを確認してみましょう。
| 項目 | 確認する内容 |
| 参加企業数 | 1回あたり何社が参加するか。同業種の企業がどの程度参加するか |
| 参加学生数 | 1回あたり何名が参加するか。自社が何名程度と話せるか |
| 学生との対話時間 | 1人、または1グループあたり、どの程度の時間があるか |
| 参加学生の属性 | 学年や志向、募集経路など。自社が求める人材と合っているか |
| 交流する形式 | ブース型、座談型、登壇型など。誰が参加する必要があるか |
| マッチングの仕組み | 企業と学生がお互いを知るための仕組みが用意されているか |
| 選考への接続方法 | イベント後に面接や特別選考などへ案内できるか |
| イベント後のフォロー | 学生への連絡やフォローを支援する仕組みがあるか |
| 過去の実績 | 開催回数や参加企業数、参加学生数などを確認できるか |
費用を比較するときは、出展料だけでなく、担当者が参加する時間やイベント後のフォローにかかる工数も含めて考えましょう。
最終的には、「採用1名につなげるためにどの程度の費用や工数がかかるのか」という視点で考えると、自社に合うイベントを判断しやすくなります。
ここまで、少人数制の採用イベントの特徴や選び方を解説してきました。こうしたイベントのひとつとして、当社が運営する「WinC Audition(ウインクオーディション)」をご紹介します。
「WinC Audition(ウインクオーディション)」は、株式会社プレシャスパートナーズが運営する、社長・経営者と学生が直接対話する新卒採用イベントです。
企業理念や社風を直接伝えながら、学生の人柄や価値観についても知ることができるため、相互理解を深めたうえで次の選考につなげられる点が特徴です。
WinC Auditionでは、企業と学生がお互いを評価する「相互ポイント評価制度」を導入しています。
対話を通じてお互いの価値観や考え方を知ったうえで評価するため、企業側は自社への関心度が高い学生を把握しやすくなります。
企業と学生双方の評価が最も高かった学生は「ベストマッチング」となり、社長・経営者との「オファータイム」に参加します。
イベントでの対話を踏まえて、自社の魅力や想いを改めて伝えながら、より深くコミュニケーションを取ることができます。
イベント終了後は、参加した学生全員に次回選考を案内できます。
イベントを通じて自社について知ってもらったうえで選考へ案内できるため、当日の接点をその後の採用活動にも活かすことができます。
WinC Auditionは、「学生とじっくり話したい」「経営者の想いや企業理念を直接伝えたい」「相互理解を深めたうえで選考につなげたい」と考えている企業に活用いただける新卒採用イベントです。
A. 参加する企業や学生の数を絞り、企業と学生が一人ひとり話せる時間を設けた新卒採用イベントです。大型の合同説明会と比べて、相互理解やマッチングを重視しやすい点が特徴です。
A. 大型の合同説明会は、多くの学生と短時間で接点を持ちやすいことが特徴です。一方、少人数制のイベントは一度に会える人数が限られるものの、一人ひとりと話す時間を確保しやすく、人柄や価値観についても知りやすくなります。
A. 規模はイベントによって異なります。「何社・何人まで」という明確な定義はないため、参加企業数や学生数だけでなく、実際にどの程度の時間を学生との対話に使えるのかも確認してみましょう。
A. 採用人数の多さよりも、学生とのマッチングや相互理解を重視したい企業に向いています。たとえば、社風や価値観を採用で大切にしている企業や、経営者・社員の魅力を直接伝えたい企業などが挙げられます。
A. 学生と直接話せることや、自社について知ってもらえること、学生の反応をその場で確認できることなどがメリットです。少人数制の場合は、さらに一人ひとりとじっくり話しやすいため、人柄や価値観を知り、その後の選考につなげやすいというメリットもあります。
A. 多くの学生を一度に集めるという意味では、大型イベントのほうが向いています。一方で、自社に興味を持ってくれる学生との接点を深めたい場合には、少人数制も活用できます。採用目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。
A. 参加学生の属性や対話時間、交流形式、マッチングの仕組み、イベント後のフォローなどを確認してみましょう。参加人数だけではなく、「自社が学生とどのようなコミュニケーションを取れるか」という視点で比較することが大切です。
少人数制の採用イベントには、学生一人ひとりとじっくり話せるというメリットがあります。
時間をかけてコミュニケーションを取ることで、学生の人柄や価値観を知るだけでなく、自社の社風や考え方についても深く伝えやすくなります。そのため、相互理解を深めながら、自社に合う学生と出会いたい企業にとって活用しやすい採用手法といえるでしょう。
特に、採用人数よりもマッチングを重視したい企業、社風や価値観を採用で大切にしている企業、経営者や社員の魅力を学生へ直接伝えたい企業などに向いています。
一方で、多くの学生に自社を知ってもらいたい場合や、大規模な母集団形成をしたい場合は、大型の合同説明会のほうが向いているケースもあります。
どちらがよいかを一律に決めるのではなく、「今回の採用イベントで何を実現したいのか」を整理したうえで、自社に合った方法を選んでいきましょう。
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