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採用広報で成果が出ない理由とは?KPIから見直す設計と改善のポイント

更新日:2026/01/19

採用広報に力を入れている企業は増えていますが、応募数や質に課題を感じているという声をよく耳にします。

その背景には、発信内容やチャネルの選定ではなく、広報施策全体の設計に起因する構造的な問題があります。採用広報を成果につなげるには、KGI・KPIに基づいた設計と運用の仕組み化が不可欠です。

本記事では、採用広報が成果につながらない構造を整理し、KPIの設計・運用のポイントを解説します。

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採用広報がうまくいかない企業の共通点とは

採用広報に取り組んでいるにもかかわらず、思うような成果につながっていない企業には、一定の共通点が見られるケースがあります。
ここでは、よくある失敗パターンを3つに整理して解説します。

成果指標(KPI)がないまま広報を始めている

採用広報に着手する際、KPIを設定しないまま進めているケースは少なくありません。
SNSでの発信や動画の公開といった活動を行っていても、それが何の目的に基づいた施策なのかが不明確なままでは、効果の測定や改善の打ち手が見えにくくなります。

また、チーム内で認識のズレが生まれ、施策の一貫性が損なわれる要因にもなります。採用広報の成果を正しく評価するには、KGIとの関係をふまえたKPIの設定が必要です。

「伝えたいこと」と「求職者が知りたいこと」がズレている

求職者が関心を持つのは、働き方や職場の雰囲気、キャリアパスなど、日常のイメージにつながる具体的な情報であることが多くあります。

そうした視点が欠けた発信は、一方通行になりやすく、十分に伝わりません。給与や業務内容などの条件面に偏らず、求職者が知りたい情報とのバランスを意識した情報設計が求められます。

発信チャネルとコンテンツがマッチしていない

発信チャネルごとに適したコンテンツ設計がなされていない場合、情報は届いていても求職者に意図通りに伝わらない可能性があります。
チャネルにはそれぞれ役割や特性があるため、「誰に、何を、どう伝えるか」という視点で設計を見直すことが重要です。

採用サイトや動画など、自社の発信がチャネルごとの目的に即しているかを確認し、不安がある場合は外部パートナーと連携して整備するのも一つの方法です。

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改善に向けた考え方とステップ

多くの企業が、部分的な施策に手を打ち続けています。しかし、本当に必要なのは「なぜ響かないのか」という構造そのものの見直しです。
改善に向けた考え方とステップを紹介します。

【STEP1】採用広報のKGI・KPIを定める

採用広報の成果を出すには、最初にKGIとKPIを明確に設定することが重要です。
KGIは採用活動全体の最終目標で、例えば「◯月までにエンジニア3名採用」といったゴールを指します。

KPIは、その達成に向けた途中の行動指標です。
「採用サイトの訪問数」「説明会参加数」「動画の視聴完了率」など、フェーズごとの数値を定めることで、進捗を可視化しやすくなります。
KPIが明確になることで、広報の優先順位や改善ポイントも見えてきます。

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採用計画 新卒採用 選考・面接

【STEP2】ターゲット視点でコンテンツを再設計する

効果的な採用広報には、誰に何を伝えるかを明確にすることが欠かせません。また、相手の関心や不安に応える情報を設計することが重要です。

採用したいペルソナによってキャリアパスや成長環境、働き方や裁量の実態など、情報の切り口は変わるため、採用動画や社員インタビューなども、相手の視点に立って構成することで、共感を得やすくなります。

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採用計画 生産性・効率化

【STEP3】運用と改善のサイクルを仕組み化する

採用広報は、単発の施策ではなく、継続的な運用と改善を前提に設計することが重要です。
発信内容やチャネルごとの効果を定期的に振り返り、どの指標が採用目標にどう貢献しているかを確認することで、施策の精度を高めることが可能です。

採用担当が少人数だったり業務が属人化している場合は、体制そのものを見直し、役割の明確化や外部パートナーとの連携を含めて仕組み化を進めることで、長期的な効率向上につながる可能性があります。

採用広報KPIの具体的な設定方法

KPIの重要性は理解していても、何をどのように設定すべきかで悩む担当者は少なくありません。
KGIから逆算してKPIを設計する考え方と、フェーズごとに整理した指標の例をご紹介します。

KGIから逆算したKPI設計の考え方

KPIは、KGIを達成するための手段として設計する必要があります。
「半年で営業職を5名採用する」というKGIがある場合、それを実現するには、どのチャネルから何名の応募を集める必要があるのか、選考の通過率はどうかといった数値を分解します。

そのうえで、採用サイトの訪問数や説明会の参加者数、動画の視聴完了率など、施策ごとのKPIを設定します。逆算思考によって施策の役割が明確になり、広報活動に一貫性が生まれます。

フェーズ別に見るKPI項目の例と設定ポイント

採用広報のKPIは、候補者の行動フェーズに合わせて設計することで、施策ごとの役割や改善の優先順位が明確になります。

例えば、初期の「認知」フェーズでは接触の量、中間の「興味・理解」フェーズでは接触後の反応、終盤の「応募・選考」フェーズでは応募行動や選考プロセスに関する指標を設定する、という考え方があります。

こうした整理を行うことで、広報全体のどの段階に課題があるのかを把握しやすくなり、限られたリソースの中でも効果的な施策運用が可能になります。

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また、採用フェーズ別に進捗を確認・分析ができるシートもご用意。
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まとめ

採用広報の成果が見えにくい背景には、設計や運用における共通の課題があります。そのため、KPIを基点に目的と手段を整理し、求職者視点で情報設計を見直すことが、改善の第一歩です。
広報を採用成果に結びつけるには、現状を構造的に捉え直すことが不可欠です。
この機会に、自社の広報戦略を見直してみてはいかがでしょうか。

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